データの可視化は、業務効率化の重要な要素です。しかし、「kintoneでグラフを作りたいけど、どこから始めればいいの?」「Excelではできていたのに、kintoneだと同じようにグラフが作れない…」といった声を耳にします。特に、kintoneを使い始めたばかりの方にとって、グラフ作成は大きな壁となっているようです。でも、心配はいりません!この記事では、kintoneの基本的な操作方法から、実践的なグラフ作成のテクニックまで、初心者の方でも理解できるように段階的に解説していきます。これを読めば、あなたもkintoneグラフマスターへの第一歩を踏み出せます!
kintoneの基本操作とグラフ機能の概要
kintoneの画面構成とメニューの使い方
kintoneを初めて使う方に向けて、基本的な画面構成について解説します。
ポータル画面は、業務の中心となる重要な場所です。お知らせ掲示板、通知、スペース、アプリなどの基本機能を集約しており、業務効率を高めるハブとしての役割を担っています。
画面左側は「お知らせ掲示板」が配置され、チーム内の重要な情報を共有できます。画面右上には「スペース」があり、チームのコミュニケーションの場として活用でき、ドロップダウンリストで切り替えることができます。
画面右下には「アプリ」エリアがあります。アプリとは、売上情報、顧客情報、問い合わせ対応履歴、TODO、報告書など、情報を蓄積してチームで共有するためのデータベースです。
アプリの作成はノンプログラミングで簡単に行えます。「kintoneアプリストア」から便利なアプリを選んで作成したり、ドラッグ&ドロップで項目を追加したりできます。

Excelとkintoneのグラフ機能の違い
Excelとkintoneのグラフ機能には、それぞれ特徴的な違いがあります。Excelは豊富なグラフの種類を備え、関数との組み合わせにより複雑な集計や詳細なデータ分析が可能です。一方、kintoneのグラフ機能は、日常的な業務データの可視化に特化しており、シンプルで直感的な操作が特徴です。棒グラフや円グラフなど、基本的なグラフタイプを効率的に作成できます。
より高度な分析が必要な場合は、kintoneではプラグインの活用やBIツールとの連携で機能を拡張できます。
どちらを選ぶかは用途によって異なります。日々の業務データを手軽に可視化したい場合はkintone、詳細な分析レポートを作成する場合はExcelが適しています。
| 機能比較 | Excel | kintone |
|---|---|---|
| グラフの種類 | 豊富 | 基本的なものに限定 |
| 操作性 | やや複雑 | シンプル |
| データ連携 | 限定的 | リアルタイム更新可能 |
| 拡張性 | マクロ/VBA | プラグイン/API連携 |
kintoneでできるグラフの種類と特徴
kintoneでは、業務データを効果的に可視化できる3種類の基本グラフを用意しています。
棒グラフは「集合」「積み上げ」「100%積み上げ」の3タイプがあり、営業部の売上比較など、複数項目の数値を比較する際に最適です。
折れ線グラフは、月次売上の推移など、時系列データの変化を把握するのに適しています。集計方法を「合計」に設定することで、売上金額の推移を明確に表現できます。
円グラフは、サービスごとの売上割合など、全体に対する部分の比率を視覚的に表現するのに最適です。大項目のみの設定で使用することで、分かりやすい表示を実現できます。
これらのグラフは、目的に応じて使い分けることで、業務データの傾向や特徴を効果的に把握することができます。
実践!kintoneでのグラフ作成手順
データ入力からグラフ作成までの基本手順
kintoneでのグラフ作成は、アプリ管理者が行う設定画面からの方法と、一般ユーザーが利用できるレコード一覧画面からの方法があります。設定画面では、グラフの新規作成、編集、定期レポートの設定まで可能です。一方、レコード一覧画面からは一時的なグラフ作成と保存が行えます。
グラフの基本的な作成手順は、まず「グラフ」タブから「+」ボタンをクリックし、グラフ名と種類を選択します。次に、分類項目のフィールド名を指定し、レコードの集計方法を設定します。集計方法は、レコード数、合計、平均など、目的に応じて選択できます。
グラフ作成の最終段階では、レコードの絞り込み条件やソート方法を選択し、必要に応じて定期レポートを設定します。作成したグラフは「保存」をクリックしてアプリを更新することで完了です。これにより、チーム内でデータを共有し、効率的な意思決定に活用できます。

グラフの設定項目と具体的な使い方
グラフ設定の基本項目には、グラフの種類、分類する項目、集計方法、条件、ソートがあります。グラフの種類では、集合、積み上げ、100%積み上げから選択でき、データの性質に応じて使い分けます。
分類する項目では、大項目から小項目まで3段階の設定が可能です。例えば、大項目を「受注日(月単位)」、中項目を「商品名」と設定することで、月別・商品別の分析が可能になります。
集計方法は目的に応じて使い分けます。売上分析には「合計」、在庫管理には「最大値」や「最小値」、顧客単価の把握には「平均」が適しています。
なお、グラフの自動生成はKintone単体では機能が限られているため、条件やデータを整える準備が不可欠です。社内で共通の項目ルール(例: 日付や商品名の入力形式)を設定しておくことで、活用がより効率的になります。
| よくあるエラー | 解決方法 |
|---|---|
| フィールドタイプ不適合 | フィールドの種類を数値型に変更 |
| データ表示崩れ | 表示項目の絞り込みやグラフ種類の変更 |
| 権限関連エラー | システム管理者への権限設定確認依頼 |
業務で活用するグラフ作成のコツ
目的別おすすめグラフの選び方
kintoneでデータを可視化する際、目的に応じて最適なグラフを選択することが重要です。棒グラフは売上推移や目標達成率の比較に、円グラフは構成比の把握に、折れ線グラフは時系列データの変化を表現するのに適しています。
営業データを分析する場合、地域別の売上は棒グラフで集計し、商品カテゴリーごとの販売比率は円グラフで表現すると効果的です。
進捗管理では、タスクの完了状況を表形式で一覧表示し、プロジェクト全体の進捗率を円グラフで可視化することで、チーム全体の状況を把握しやすくなります。
複数の指標を比較する場合は、主要な数値を棒グラフで、関連する推移を折れ線グラフで重ねて表示する複合グラフが効果的です。
| グラフの種類 | 適した用途 |
|---|---|
| 棒グラフ | 売上推移、目標達成率の比較 |
| 円グラフ | 構成比、比率の表示 |
| 折れ線グラフ | 時系列データの変化 |
| 表形式 | 詳細データの一覧表示 |
| 複合グラフ | 複数指標の同時表示 |
効率的な定期レポート作成テクニック
kintoneの定期レポート機能を活用することで、データ集計作業を大幅に効率化できます。「1時間ごと」「毎日」「毎週」「毎月」「毎四半期」「毎年」の中から頻度を選択し、自動でデータを集計させることが可能です。
集計結果はkintoneのスペースに埋め込むことができ、データが更新されると自動的に反映されるため、常に最新の情報を関係者間で共有できます。
アプリに保存されているデータ内容であれば、各項目や期間、登録者などで絞込みも可能です。条件の指定も、表やグラフの選択もクリックして選択していくだけなので、プログラミングの知識は不要です。
営業成績や案件状況、日報など、様々なデータを効率的に集計し、リアルタイムな情報共有を実現することで、意思決定の迅速化に貢献します。
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